Life is beautiful


「ライフ イズ ビューティフル」 1998年 イタリア

人生は美しい・・・。
まさにそれを気づかせてくれる映画。
監督でもあり主演でもあるロベルト・ベニーニはまさに天才。
イタリアのチャップリンとも言われている彼。作品の中の強制収容所のシーンで
彼がつけている認識番号はチャップリンのそれと同じもの。
ユダヤ人迫害という絶望的状況のなかで、主人公グイドが見せる笑顔と“嘘”は
愛する家族を幸せにしていく。
グイドは強制収容所で行われることは全てゲームだと息子に伝える。
「軍服を着た鬼に見つからないようにするんだ。最後まで見つからなければ
ごほうびに本物の戦車がもらえる」
「帰りたいのならいつでも帰ろう。でも今せっかく一番で、もうすぐ戦車がもらえるのに・・・」
強制収容所から帰りたいとグズつく息子を笑顔でなだめるグイドの姿には目頭が熱くなる。
どんな悲惨な現実であろうと、純粋な愛やロマンスをもってすれば見える世界は変わってくる。
この映画を通じて、ロベルト・ベニーニにそう教えられた気がする。
強制収容所で放送室にもぐりこんで、
「ボンジョールノ! プリンチペッサ!(こんにちは、お姫様)」と
愛する妻に向けて叫ぶシーンはまさに感動っ!
映画を観終わった後、エンドロールが完全に流れ終わり、館内の電気が明るくなるまで、
涙で席を立てませんでした。
「人生はたからもの」
この映画に心から拍手を贈りたい。
僕が一番好きな映画の一つです。