KIRIKOU〜キリクと魔女〜 |
---|
KIRIKOU〜キリクと魔女〜 1998年 フランス 絵がとても綺麗。 まるで絵本を読んでいるかのよう。 ![]() 小さなキリクが 魔女に怯える村を救うという話。 キリクは小さいが とても頭がよくて、勇敢な子供。 「なぜ?」 「どうして?」 と、いつも真実を掴もうとする。 魔女カラバに呪いをかけられ、 水も男たちもみんな奪われてしまったアフリカの村。 「黄金がなくても生きていけるけど、水がなくては生きていけない。 愛するものがいなければ生きていけないのに 魔女カラバは、みんな奪っていってしまった」 キリクは言う。 「どうして魔女は、みんなに意地悪をするの?」 お山の賢者はこう答えるんだ。 「それは自分が苦痛だからだ」 キリクは持ち前の気転と勇気で 村の子供達を幾度も助けていく。 でもキリクは、お母さんにこう話すんだ。 「僕が助けてあげたのに、僕に親切にしてくれない子もいるよ」 この物語を通して、 ふと考えさせられるセリフが多いんだ。 果たして キリクは魔女を倒し、村を救うことができるのか。 そして本当の救済とは・・・。 美しく、鮮やかな色彩に 心が洗われる。 観た後の、何ともいえない心地よさは何だろう。 「小さいのなら、小さいことを喜びなさい」 とっても いい映画です。 ![]() ![]() |